2002年・乗鞍ツーリング
標高2702m。 長野と岐阜の県境に有る畳平が日本の車道最高地点。
長野県側がエコーライン(無料)、岐阜県側が乗鞍スカイライン(有料)です。
残念ながら、2002年を最後に一般車両進入禁止となってしまいました。
最後の年ということで週末は大渋滞になっていたようですが、
幸いにも暫定的不定期休暇(?)のため平日に行ってきました。


9月3日
午前1時に仕事が終わり、すぐに帰宅して寝たのが午前3時。
午前7時に起き、午前8時半に餃子の街を出発。
出発が遅めだったので大部分高速道を使うことにしました。

鹿沼ICから東北道に乗り、佐野ICからはR50を使いました。早く北関東道がつながれば良いのですが・・・
駒方ICで再び高速に乗り、北関東道→関越道→上信越道→長野道を使い、松本ICで降りました。
途中、上信越道のトンネル内では「蒸し暑さ&排ガス」に参りました
四輪では何度か通っているのですが、二輪では初めてです。
新品のメッシュジャケットがディーゼルの黒鉛で真っ黒け。もちろん鼻の穴も・・・
炎天下を走った方が楽なくらい。ハンパじゃなかった。
それに比べ、長野道のトンネルは非常に快適でした。
当初の予定では、初日は乗鞍へは行かずに安房トンネルを経由し
宿へ直行の予定でしたが、早く着きすぎてしまったので急遽初日から乗鞍へ。
予定は未定のいつものパターン。(笑)
エコーライン方面に曲がってすぐの橋を渡ったところです。
乗鞍高原温泉でのOne Shot。
ここから岐阜県境までがエコーラインです。
この後、エコーラインでは走りを楽しんでしまい、
写真を撮るのを忘れてしまいました。(爆)
標高2702m。
畳平の風景です。
とにかく寒い!!
標高2700m付近は森林限界のため大きな木は無く、ハイマツ林です。
下界では30℃以上有るのに、ここでは20℃以下!!
畳平から岐阜県側は乗鞍スカイラインです。
山の天気は変わりやすく、ガスの中に突入です。
乗鞍スカイラインの風景です。
長野県側は良い天気だったのですが、岐阜県側は曇天。
道は平日なのでガラガラでした。
暗くなる前に宿(飛騨古川YH)に到着。
平日ですが満員でした。



9月4日
飛騨は昨日と打って変って晴天になりました。朝食を素早く済ませ再び乗鞍へ。
乗鞍スカイラインの料金所です。
営業終了まで58日でした。
登るにつれ雲が真横になってきました。
このあたりから大きな木が無くなってきました。
森林限界です。
山の名前は知りませんが、たぶん3000m級の山でしょう。
空気が薄くなってくると小排気量のBikeになるほど力が無くなり
かなり辛いらしいです。
アフリカツインは何の変調も見せずガンガン登っていきました。
日本の車道最高地点付近での暫しの休憩。 とにかく寒い!!
山に隠れて見えませんが、砂利道を登った所に乗鞍コロナ観測所が有ります。
帰ろうとした時、砂利道のゲートを開けて一台のレガシィーが・・・
コロナ観測所の車だと思うのですが、あっちの道が標高高いじゃん。(笑)
車道最高地点(?)で小一時間休憩した後、下山。
長野県側エコーラインの下りです。
森林限界の中を走るエコーライン。
今は自分で走れないのが残念です。
下界に降りて来るに従い、気温が段々上昇していくのがわかります。
松本ICで高速に乗った頃はすでに灼熱地獄。
姥捨SAにて「あんずソフトクリーム」を発見。
高台に有る姥捨SAで、アンズの里・更埴市を望みながらの
あんずソフトクリームは美味しかったです。
帰路は行きと同じ道を使いました。
例のトンネルは嫌だったのですが、嫌な予感がしたもんで・・・
午後5時34分に帰宅。  走行距離796.8Km。
帰宅直後、雨が「ザー」。 予感的中でした。(笑)
片道1100円也。
2枚の乗鞍スカイライン領収書です。
もう行けないと思うと非常に残念です。


使用Bike : HONDA アフリカツイン (RD07)
走行距離 : 796.8Km
消費燃料 : 37.24L
燃費 : 21.4Km/L
カメラ : SONY Cyber-shot U10
      画像をクリックすると大きな画像になります。(30万画素モードにて撮影)


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